my most favorite author is...

あたしには好きな作家がいる。
東野圭吾氏。
彼の作品はエッセイ以外殆ど読んだ。
（エッセイは基本的に苦手なのです）

始まりは、弟の持ってた「悪意」だったかな。
弟曰くＮＨＫのドラマでやってたのがきっかけらしい。
それまでサスペンス？ミステリー？（この違いがよくわからない：笑）は
はまって読んだことがなかった。
どっちかというと、幻冬舎系の現代文学が好きだったから。
（ランディとか桜井亜美とか、そっち系）

読んだらはまった。
それまでの読書観を覆されたね。笑。
本は何かしらのメッセージ性を持ってなきゃいけないって思ってて、
推理小説にそれを見出せずにいた。
ところが、彼の作品は推理小説＋αなのです。
しかも、すごくすごく頭のいい人で、
もともと理系だからってのもあるのかどうかわからないけど、
とりあえず、読み手の推理を絶対に覆す力を持っている。
あたしの読み通りに終わったためしないし。笑。
毎回毎回いい意味で期待を裏切ってくれる。
（少しはずれがあるけど、殆どあたり！！）

今回、彼の新刊を買った。
文庫になってる作品を読みきってしまったため、ハードカバー。
『容疑者Ｘの献身』
あー、もうやられました。
まんまと東野トリックにはまってしまった。
登場人物がシリーズになっている作品がたまにあって、
湯川さんっていう物理学者が事件を解決していくっていう流れ。
今までの湯川さんのイメージ＋人間味が出ていて、
成長したというか、天井のない東野氏の才能を感じた。

ブックオフで、ハードカバーでも１００円で売っていることがあるので、
ぜひぜひ、ぜひとも、読んでみてください。
ページをめくるのが楽しくてしょうがなくなります。
今回の作品は４時間半で読みきりました。
映像化してるのもたくさんあるので、入りやすいんじゃないかな、と思います。
東野ワールドへぜひ！